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大和田駅(おおわだえき)は、北海道(留萌振興局)留萌市大和田3丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線の駅である。電報略号はワタ。 == 歴史 == 当駅は大和田炭砿の所有者大和田荘七の寄付により、運炭を目的として開設された。 * 1907年(明治40年)頃 - 近隣の大和田炭砿及び斎藤炭山から留萌港へ馬車鉄道敷設〔北海道鉱業概要 大正7年発行 大和田炭砿より。1915年(大正4年)阿部書店発行 『最近実査地番入留萌市街地図』 (北海道立図書館北方資料デジタルライブラリー、2ページ目を手動選択してください)に「大和田炭礦軽便軌道」が記載。大和田方面より留萌市街中心を通る現・国道231号線上を、留萌港に向けて敷かれている。新留萌市史によれば、斎藤炭山が先に馬車鉄道を設けていたが、大和田炭砿が並行して敷設したため、両者で取り決めを交わして複線運用を行なっていた。後に斎藤炭山は大和田炭砿に吸収合併された。〕。 * 1910年(明治43年)11月23日 - 鉄道院留萠線深川駅 - 留萠駅間開通に伴い開業〔書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)179ページより。〕〔書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年5月発行)44ページより。〕。一般駅。 * 1918年(大正7年)- 1924年(大正13年)の間 - 北海炭業大和田炭砿が当駅に積込場を設置。留萌港への馬車軌道を廃止し、当駅積込場までに切り替え〔北海道鉱業誌 大正13年発行 北海炭業より。〕。 * 1925年(大正14年) - 大和田炭砿閉山。 * 1931年(昭和6年)10月10日 - 線路名を留萠本線に改称、それに伴い同線の駅となる〔。 * 1938年(昭和13年)? - 寿炭砿大和田鉱業所が積込場設置及び専用線敷設〔昭和26年版 全国専用線一覧 作業距離0.4km。なお昭和32年版からは登録されていない。〕。 * 1949年(昭和24年)6月1日 - 公共企業体である日本国有鉄道に移管。 * 1957年(昭和32年)以前 - 寿炭砿専用線廃止〔。 * 1960年(昭和35年)9月15日 - 貨物扱い廃止。 * 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物扱い廃止。同時に出札・改札業務を停止して、旅客関係の職員を配置しない無人駅となる。但し閉塞扱いの運転要員は継続配置。 * 1986年(昭和61年)11月1日 - 閉塞合理化に伴い交換設備廃止。運転無人化〔書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社、2011年6月発行)148ページより。〕。 * 1980年代後半 - 駅舎改築、貨車駅舎となる。 * 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。 * 1997年(平成9年)4月1日 - 線路名を留萌本線に改称、それに伴い同線の駅となる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大和田駅 (北海道)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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